助成金額は自治体によって変わりますが、施工面積㎡あたり2,000円や外壁塗装費用の10%と言ったまとまった金額が受けられます。

一般住宅以外にもアパートやマンション、店舗併用住宅の個人住宅部分も対象となります。

また自治体によっては、子育て・若年世帯が実施する外壁塗装工事に対して助成制度を設けている場合もあります。

外壁塗装の金額は高額になりますので、少しでもお得に済ますために、各自治体の条件を確認しておきましょう。

自治体によって『助成金』と『補助金』による支給があります。

助成金とは、一定の条件を満たすことで支給されるものです。

補助金とは、条件に対象者や物件に社会性が要求されるかどうかが加えられ、その審査に通過すると支給されます。

『助成金』『補助金』ともに、返済する必要はありません。

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外壁塗装で助成金・補助金をもらう為の注意点

受付期間内で、かつ工事着工前に助成金の申請すること

外壁塗装に限らず助成金には、申請期間が定められていますので、その期間に申請するのが条件になります。

申請期間は自治体によってバラバラで一年を4つの期間に分類してシーズンごとに受け付ける所もありますし、4月~12月という風に一定の期間で受け付ける所、抽選で当選者を発表する所もあります。

遮熱・断熱塗料で外壁塗装を行うこと(ヒートアイランド対策)


自治体によっては、使用する塗料に条件が課せられている所もあります。

使用する塗料としてよく制限されるのは『遮熱塗料』『断熱塗料』などの省エネ塗料になります。

遮熱塗料とは、JISK5602に基づき第三者機関にて測定した日射反射率(近赤外域)が60%以上であると認められた塗料です。

建物の外側からの熱を建物内に侵入させることを抑制させることが期待できます。

断熱塗料とは、建物の内側からの熱を建物の外に放出させることを抑制させることが期待できる塗料です。

税金を滞納なくきちんと支払っていること

税金(市税)を滞納なくきちんと支払っていることも助成金を受け取る為の条件となります。

滞納分がある方は税金の支払いを行う事で助成金を受けられるようになります。

サラリーマンの方は給与から住民税や所得税などが天引きされているので問題ないかと思いますが、自動車を所有している方は自動車税もありますので注意が必要です。

また建物の固定資産税、世帯全員が介護保険料、保育料、水道料を期限までに支払っていることが条件になります。

必要書類を揃えること
助成金を得る為の必要書類
  • 本人確認書類(住民票、運転免許証(裏面含む)、個人番号カードなど)の写し
  • 平面図・立面図
  • 登記事項証明書(発行から3か月以内のもの)
  • 自治体の助成金申請書
  • 前年度分の市税納税証明書
  • 工事費の見積書の写し、もしくは領収書
  • 施工前後の写真
  • 塗料の出荷証明書

外壁塗装で助成金を受ける為には、自治体で定められた必要書類を揃えて提出する必要があります。

自治体によっては、二世帯住宅などで親と同居している場合には世帯全員の続柄が記載されている住民票が必要になる所もあります。

また、第三者(業者等)が申請する際には委任状の提出も必要になります。

建築物に共有者がいる際には、同意書も必要になります。

なお、申請書や委任状は各自治体のホームページからPDFデータとしてダウンロードできる所が多いです。

ただ、業者によっては助成金の申請も代行して行ってくれる所もありますので、面倒な方は業者選びの一つの条件にすることをおすすめします。

助成金の使用状況について

外壁塗装に助成金を使用した方は384人中92人(全体の23.96%)と、とてももったいない結果となっています。

予算や金額とあわせて確認することをおすすめします。

■なお、より詳しい内容は「外壁塗装助成金情報」をご覧ください。