「親の心子知らず」と言いますが、子どもには親の気持ちは分かってもらえないと思ってください。
親の気持ちが分かるのは、子どもが一人前の大人になったとき、あるいは結婚して子どもを授かったとき、そして親を亡くしたときです。
今は、親が子どもの心を汲んであげなければならない時期です。
子どもの独り立ちしようとする小さな芽を摘んではいけません。
お母さんが、小さな芽を育てようという視点に立てれば自然に子どもに対する接し方が変わり、それが子どもにも伝わって不登校・引きこもり状態にも変化があらわれます。
このことはいじめが原因で不登校になっている場合も同様です。
図 2. 学年別不登校児童生徒数(出典:文部科学省初等中等教育局児童生徒課, 「平成22年度 『児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査』
親が「余計なひと言」を言ってばかりいると、子どもはシグナルを送りにくいですし、親もシグナルを感じ取れなくなります。
子どもが独り立ちできるように、親は少し距離を置いて見守るという姿勢が大切です。
もし親の助けが必要になれば、子どもから相談してきます。
相談を受けたら、独り立ちの階段を登るためにはどうするのがベストなのか考えてアドバイスすれば良いのです。
ときには「自分で考えて決めてね」と突き放すくらいが良いこともあります。
できるだけ子どもに考えさせ、ときには失敗すると分かっていても手出しをしない覚悟を持ってください。
子どもが小さいときは、親の言うことをよく聞いていたかもしれません。 でも子どもが大きくなってくると反発するようになります。
これは独り立ちの階段を歩もうとする子どもの成長意欲を押さえ込もうとしているのですから当然のことです。
つまづきながらも少しずつ成長する子どもを優しく微笑みながら見守るくらいがちょうど良いのです。
今あなたに必要とされていることは、親として子供を正しく導く方法を知ることです。
子どもにどのように接すればよいのかを知ることです。
いろんな専門家に相談するのも一つの方法です。
この「手引き」を手に入れることも一つの方法です。
この「手引き」は、多くの事例を経験し、解決してきた実績のある専門家がまとめたものです。
本「手引き」は以下の構成となっています。
●「不登校脱出への手引き」のPDFファイル(ダウンロード版にてご提供)
●心理療法カウンセラー深谷修治による2週間のメールカウンセリング
「不登校脱出への手引き」のPDFファイル
不登校脱出への手引きは38ページのPDFファイルとなっています。
親御さんからの視点で子どもにどのように接すれば登校に導くことが できるかを記載しています。
具体的な項目は以下の通りです。
●不登校になった一番の原因は・・・
●これが守られなければ不登校脱出はありません・・・
●残念ながらほとんどすべての声かけがダメです
●頻繁に話しかけたり褒めれば良いのではありません
●ワガママがすごいんだけど・・・
●ゲーム、スマホをやめないんだけど・・・
●決して話してはいけない話題に触れていませんか?
●子どもが学校に行くと言ってきたら・・・
●子どもが登校しようとするときに気をつけること
●外に遊びに行く元気を取り戻したときの注意点
●子どもの部屋に入るときに気をつけること
●夫婦間で絶対にしてはいけないこと
●兄弟姉妹への対応はどうしたらいいの・・・
●親が心から反省して改めるべきこととは・・・
●学校への対応はどうしたらいいの・・・
●スクールカウンセリングを勧められた・・・
●お友達のお母さん、実家のご両親への対応
●学校に行くようになっても絶対に守るべきこと
●子どもにこんな反応が見られたら親が悪いです
●暴力を振るわれるんだけど・・・
【メールカウンセリング】
本商品をご購入後、2週間メールカウンセリングを行います。
不登校脱出への手引きを読んだけれど 「この場合はどうしたらいいのだろうか・・・」 と感じる場合もあると思います。
子どもの機嫌や感情は日々変化しますし、毎日何かしら想定外のことが起こります。
「子どもの今の生活ぶりを話すので的確なアドバイスが欲しい」 と希望することもあると思います。
これらのご要望について2週間、心理療法カウンセラーの深谷修治が メールにてお答えいたします。
メールのやりとり回数は無制限です。
お母さんからメールで状況をうかがい、その都度、状況に合わせた対策内容をお話していきます。
細かいやりとりを期待するお母さんの気持ちにお応えするために1日に3~4回やりとりすることもあります。
少しでも早く返信が欲しいお母さんの気持ちを考えまして2~3時間以内に返信するように心がけています。
ただし少し検討が必要な場合、あるいは面談カウンセリングを行っている場合にはお時間をいただきますのでご了承ください。
2週間経過後もメールカウンセリングを希望することも可能です。
子どもが不登校になったということは
「お母さん気づいてよ」
と訴えているのです。
お母さんの接し方が変われば、子どもにも伝わり回復も早まります。
心理療法カウンセラー 深谷修治